平和を導くユースの創出を目指して...

「Study Abroad Project」

★ソマリア人女性ユースNajma Abdi

 立命館大学国際関係学部への入学がついに実現!★

1. Study Abroad Projectとは?

ソマリア人を対象とした日本の大学への長期留学支援プロジェクト。

21年にわたる紛争で国内が荒廃してしまったソマリアでは、紛争後の復興や国づくりを担っていく人材の確保が急務となっています。当機構でも、2012年~2013年の第1、2回現地渡航活動実施時に、在ケニアソマリア連邦共和国大使館大使やナイロビ大学教授をはじめとする非常に多くのソマリア関係者の方々から、「平和をもたらすために最も重要なことは若者に教育の場を与えること」「ソマリア人ユースを日本の大学に連れて行って欲しい」という声をいただきました。

 

こういった声を受け、ソマリアの未来を創り上げる人材の育成と、ソマリアと日本の距離を両国ユースから近づけることを目的に本プロジェクトは発足しました。また本プロジェクトにおけるソマリア人ユースの資金面でのサポートに、あしなが育英会様のご協力をいただいています。

 

2. 具体的な取り組み

当機構では本プロジェクト実施にあたり、当機構ソマリア人メンバー・国際NGOや多国籍機関などの協力を得てソマリア国内外のネットワークを活かした留学支援候補者の募集・選定や、留学開始後の日本での生活のサポートを行っています。

 

◆留学支援候補者の公募

当機構ソマリア人メンバーや現地渡航活動先であるケニアナイロビのイスリー地区内のNGO、またソマリア国内を拠点にする国際NGOやその他の多国籍機関に広報協力を依頼し、ソマリア紛争遺児を対象に口コミだけでなく紙面やSNSなどを通じた募集を行います。

 

◆留学支援候補者の決定

書類(申請書、身分証明書、高校卒業証明書などの提出を求める)審査を行う第1次選考と、志望動機・ソマリアに対する問題意識・日本への関心・将来の夢などを執筆させるエッセイ課題とSkypeを用いた面接を行う第2次選考を、当機構が実施します。この選考を通じて1~2名の留学支援候補者を決定し、あしなが育英会様に推薦をさせていただきます。

 

◆あしなが育英会様内による最終選考、留学支援対象者の決定

当機構からの推薦を受け、あしなが育英会様による候補者と対面での面接選考が行われます。その結果を踏まえて留学支援対象者が最終決定されます。

 

◆留学先大学決定および受験

留学支援対象者自身の希望や大学受験に必要なTOEFLスコア、ソマリアの復興への寄与というプロジェクトの目的を考慮した上で日本での留学先大学を決定します。そして募集時期(4月/9月入学)に合わせて大学を受験します。

 

◆日本の大学に入学、留学スタート

留学支援対象者は大学入学後、当機構メンバーとして団体活動に参加し、日本国内でのソマリアの啓発や日本の市民社会との関係構築・現地とのネットワーキングや現地渡航活動中のプロジェクト運営などに積極的に携わってもらいます。また当機構は留学支援対象者の4年間の留学期間中、ソマリアと離れた日本での生活における様々なサポートも行います。

 

3. 2016年秋留学開始!留学支援対象者Najmaの紹介

 

Najma Abdi

 

■年齢:20歳

■出身:ソマリア(モガディシュ)

■留学先大学:立命館大学国際関係学部(2016年9月~)

 

Najmaは2014年8月~9月にかけて行った留学支援候補者の公募において計14名の応募者の中から選出されました。彼女の、母国ソマリアに対する問題意識の高さと勉学や自身の人生への確固たる意志の強さを感じ支援を決定しました。

 

ソマリアの首都モガディシュ出身のNajmaは幼い頃にソマリアの紛争下で両親を亡くし、貧困の中で兄弟とも散り散りになりながら現在に至るまで苦しい生活を送ってきました。

彼女は現在のソマリアにおいて“法整備の脆弱性”が生活の安全を脅かし多くの難民を生み出す原因になっていると考えています。彼女は、この法整備を適切に行うためにはソマリア国内で未だ続いている紛争を早急に解決することが必要であると考えています。そのために紛争解決に必要だと彼女自身が身を持って実感している政治学や外交・言語コミュニケーション分野を留学中に学び、将来はソマリアや他のアフリカ諸国の政治的紛争解決に貢献したいという夢を持っているそうです。

 

今後当機構のメンバーとしても活動する彼女は、「ここでやりたいことはたくさんあるわ。でもまずは教育や長期的な視野を持って生活することの重要性、そして周囲には様々なチャンスがあるということをソマリア人ユースに気づかせたい。」と意気込んでいます。ソマリア国内の人口の多くを占めるユース達は、自分達の持つ潜在能力に気づかずに目先の生活だけを考えて武装勢力などの紛争主体に加担してしまっている現状があるといいます。この状況を変えるためには、教育や身の回りの小さなビジネスチャンスなどユース達の潜在能力を真に引き出すことができるものが周囲にたくさんあるのだという“新しい気づき”を彼らに与えることが必要だと彼女は熱く語ってくれました。

 

 

 

*9月24日に開催された立命館大学入学式にてNajmaは登壇しスピーチを行いました。今後の彼女の当機構での活動の様子は本公式HP、TwitterFacebookなどの当機構SNSにて発信して参ります。Coming Soon...!

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