活動内容

「困っている人を助けたい」「日本とソマリアを繋げよう」

この2つの両国メンバー共通の思いを軸に、様々な制約(治安が悪い、お金がない、大学の勉強をしなければならない等)を互いに考慮し、活動内容を決定・実施しています。「私たちにしかできないこと」を常に模索し、全力でそれらを現実化しています。

【概要】

・週1回の定例ミーティング

 (2016年度は毎週水曜18:30〜21:30)

・月1回Skypeを利用したソマリア人メンバーとの

 合同ミーティング

・半年に1度の現地渡航活動          

 (プロジェクト実施、各種調査、等)
・各種イベントの開催、および参加

・ソマリアやその他国際情勢に関する勉強会

【現地プロジェクト】

◆Movement with Gangsters

ソマリアの隣国ケニアのソマリア人難民居留民居住区において、ソマリア人ユースギャングの「積極的社会復帰」を支援するとともに、彼らの「更なる過激化防止」を目指す当機構基幹プロジェクト。

 

ソマリアからの移民や難民が人口の90%を占めるソマリア人難民居留民居住区では窃盗や殺人などの犯罪発生率が年々上昇しており、その主要因としてソマリア人ユースギャングの存在が問題視されています。彼らは窃盗や傷害事件などの犯罪行為を行うだけでなく、その一部はソマリア系イスラム過激派組織のリクルート対象になっており、将来的にテロ行為に従事することが危惧されています。しかし一方で、ギャングの大半は私たちと同じ15-29歳の「ユース」です。その将来性故に彼らは「社会を変革する主体者」に変化する可能性を持ちます。

彼らに直接アクセスすることができ、また同じユースである”仲間”として受け入れることができるのは現在紛れもなく私たちのみです。それらを踏まえ、一般的な国際機関が実施する社会復帰支援として行われる職の斡旋といった手法ではなく、対話を通じて「私達と共に社会を変革する仲間」として彼らを迎え入れ、彼らの社会復帰を目指す長期的なプロジェクトを実施しています。また、それと並行してユースギャングの更なる過激化を防止することで、結果的に地域全体の治安改善やテロの予防にも繋がります。

このプロジェクトを実施するにあたり、私たちはユースギャングの社会復帰を達成するために各種現地NGOや、政府関係者、教育機関、医療機関と協力しています。

 

このプロジェクトはAmerican Express Japan 様をはじめ、各種基金より助成をいただいております。詳細はこちらをご覧下さい。 

 

*「Movement with Gangsters」詳細に関しては、こちらをご覧下さい。

 

◆Cheer up Somali Sports Project(CSSP)

スポーツを通じた日本とソマリアの市民社会の関係構築を目指すプロジェクト。

 

ソマリアではスポーツが盛んであり、公式サッカーリーグや多くのユーススポーツクラブが存在しています。スポーツは人々が垣根を越えて楽しむことができることから、氏族間対立の和解を促す役割も担っており、平和構築の手段としての貢献が期待されています。

 

ソマリアのサッカーリーグとユーススポーツクラブに日本で集めた中古スポーツ用品を贈呈することで、ソマリアのスポーツの振興を応援、並びに用具を介して市民社会の関係を構築していくことが狙いです。

現在はイスリー地区の小学校とユースチームに集中してプロジェクトを実施しています。

◆Study Abroad Project(SAP)

ソマリア人ユースの日本の大学への長期間(2年~4年間)留学支援プロジェクト。

 

今まで在ケニアソマリア連邦共和国大使館大使をはじめとする非常に多くのソマリア人関係者の方々から、ユースを日本の大学へ連れて行ってほしいという声をいただいてきました。

 

その声を受け、ソマリアの未来を創り上げる人材の育成と可能性の発見と共に、留学を通じてより一層ソマリアと日本の距離を近づけることを狙いとし、このプロジェクトを発足させました。

 

このプロジェクトは、あしなが育英会様と提携して実施しております。日本への新規留学希望者を公募した結果、熱意を持ったソマリア人ユースから多くの申請が寄せられました。

 

2014年秋から2年かけて実施した選考プロセスを経て、2016年9月ソマリア人女性1名が立命館大学に入学を果たしました。(詳細はこちら

 

◆Bottle Message Project (手紙プロジェクト)

手紙を通じて日本とソマリアの市民社会の関係を構築するためのプロジェクト。

 

何もないところに関係をつくり、両国が相手の市民社会をより身近に感じることを目指します。そこで生まれた関係は「無限の可能性」を秘めており、困っている人を助けるため実際に行動を起こすきっかけになると信じています。

 

手紙交換のプロセスは、日本の方々が書いてくださるソマリア人への手紙を当機構メンバーが現地に運び返事をソマリア人に書いてもらい、後日それを日本の皆様の元へお届けするというものです。これまでに100枚を超える手紙を運び、日本とソマリアを市民レベルで繋いできました。(参加はこちら

(写真はソマリア人ユースからの返信レター)

◆ユースカンファレンスの開催

現地渡航時にあらゆる分野で活躍しているソマリア人ユース及び専門家の方々をお呼びして会議を開催しています。

 

専門家の方々の基調講演を受けてユース達で問題解決に向けて議論をしていきます。第3回現地渡航活動時の参加者は100人を優に超えました。また、今までのゲストは、ナイロビ大学教授、モガディシュ大学教授、地域チーフ、宗教権威者、NGO代表などの現地著名人が名を連ねます。

【日本国内のソマリア人への支援】

◆海賊裁判・ソマリア人被告/受刑者への支援

2011年3月、ソマリア沖アデン湾で邦船社タンカーに対して海賊行為が行われました。 弁護士からの要請を受け、海賊事件で拘束されたソマリア人全4名に対し、拘留中の面会や本・食料品等の物品支援を行ってきました。被告及び受刑者は日本に縁がなく孤立した状況にあるため、人道的な観点から支援を実施しました。

 

2013年東京地裁にて1人の元少年に懲役11年、2人の青年に懲役10年、1人の元少年に懲役5~9年の判決が下されました。尚、その後の控訴は4名全員棄却されました。2014年6月16日には最高裁判所が上告を棄却、4名の内の青年1人の懲役10年が確定しました。

【御寄付のお願い】

当機構は、皆様から頂く御寄付によってのみ活動を実施することができています。支援の手が行き届かないソマリアの未来を切り拓いていくために、またギャングが自爆テロリストにならないために、皆様の温かい御支援をどうぞ宜しくお願い致します。

御寄付はこちらより

 


【見学希望の方】

加入を検討し、ミーティング見学をご希望の方は、こちらよりご連絡をお願いします。